SRM2021
本シンポジウムは生体微量金属元素に関する研究を討論主題とします。(i) 金属イオンの細胞内輸送、(ii) 金属結合タンパク質の構造−機能相関、(iii) 金属酵素の触媒反応機構とモデル、(iv) 金属元素および化合物の生理活性や体内動態、(v) 金属元素及び化合物の医療への応用、(vi) 金属イオン・金属含有タンパク質による遺伝子発現の制御等について、最新の研究成果の議論を行います。
学生・若手研究者の発表に対して、ポスター発表及び講演賞(口頭発表)を授与します。
新型コロナウィルス感染拡大の現状を踏まえ、オンライン開催に変更しました。(2021/5/8)
主催: 日本薬学会物理系薬学部会
協賛:日本化学会、錯体化学会
講演賞・ポスター賞
2名の方が講演賞、3名の方がポスター賞を受賞致しました。おめでとうございます。
講演賞(講演番号順)
- 加藤 俊介 (大阪大学大学院工学研究科)
「Cp*Rh(III)錯体を活性中心に有する人工金属酵素の指向性進化:芳香族C‒H結合活性化を経由する付加環化反応への応用」 - 五十嵐 樹 (名古屋工業大学大学院工学研究科)
「アルデヒド脱ホルミル化オキシゲナーゼ(cADO)の反応性を志向した三座型アルキルアミノ鉄錯体による酸化反応」
ポスター賞(講演番号順)
- 中原 寛樹 (同志社大学大学院理工学研究科)
「多数のCu,Zn-SOD活性サイトを有するナノザイムの開発」 - 鈴木 崇 (茨城大学大学院理工学研究科)
「Ni(II)-,Cu(II)-フェノラート錯体と酸素分子との反応によるフェノキシルラジカル錯体の生成と生成機構の解明」 - 津金 聖和 (茨城大学大学院理工学研究科)
「弱い相互作用によるシュウドアズリンの構造安定性と変性状態の変化」
問い合わせ先(SRM2021事務局)
〒310-8512 茨城県水戸市文京2-1-1 茨城大学理学部
TEL: 029-228-8718
E-mail:srm2021 [at] ml.ibaraki.ac.jp